Story

Vol.02, Katte 代表 柴田達也

Vol.02 Katte 代表 柴田達也

1988年生まれ。10代の頃からミュージシャンを志し25歳の時、某レーベルよりCD発売予定だったものの鬱状態になりレコーディング中に音楽を辞めることに。

その後は自分の表現を求めロッククライマー、写真家として京都の町おこしなどを経験。 コロナ下で初めてのサラリーマンを経験するも「世界一美しい猫のトイレを創りたい」と突然思い立ち、34歳で起業家の道へ。

​​​現在、人生第五章。

​座右の銘は「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」

母親のペットロスがきっかけでBOBOちゃんに出会った。

愛猫のBOBOちゃんとはどういう経緯で出逢ったのですか?

世界一美しい猫のトイレを作るキッカケをくれた先代のくろすけが18歳で天国に逝ってしまって母がペットロスになってしまい「もう猫は飼えないかもしれない」と途方に暮れていた頃、近所で里親募集しているところを見つけました。

精神的にはすぐに迎えることが難しい状況だったので何度か見学にいった後に、家族として迎え入れることを決断しました。誕生日が母と同じだったことは運命だったかもしれません。

なぜ先代の猫のために猫トイレを開発しようと思ったんですか?

元々母親がインテリアが好きで、家のインテリアにもこだわりがあったんですが、たまたま家にあった猫トイレ見たら、それだけ違和感があって。先代の猫(くろすけ)の18歳の誕生日に素敵なトイレをプレゼントしてあげようと色々探したんですけど全然なくて、オシャレな猫トイレってこの世にないのかな?と。

そこで、ないならつくろう!と仕事を辞めました。

ただそのタイミングで前の猫が天国に行ってしまい・・・。僕としては先代の猫のためにトイレを開発したので、また猫を飼って欲しかったんですけど、母親がペットロスだったので諦めてたんです。 そんなときに家の近所で譲渡会をやっていて、そこを偶然覗いたらBOBOちゃんがいたんです。

BOBOちゃんが来て何か変化がありましたか?

それまで母親のペットロスが深刻で、僕も「グリーフケア」というペットロスの精神的なケアする講座を受けに行ったりして、その考え方などを母親にも伝えたりしてたんです。BOBOちゃんが来てからは、母親もふとした時に涙が出ることはなくなりましたね。いい意味で上書きされたというか。完全に消えるわけではないですが、今は母親もBOBOちゃんのこと可愛がっていて、本当に良かったなと思います。

猫は人生の先生。

猫と一緒に暮らしていて感じる日々の幸せなことは何ですか?

人っていろいろ考えすぎてしまうじゃないですか。猫って自由に自分の欲に忠実に生きていて、幸せそうなところを見ていると、そこまで悩む必要はないかなと思わせてくれるんです。猫を見ていると「食べて、寝て、あそぶ」のシンプルライフ。

難しいことを考えずにありのままに生きることこそが幸せだと気付かせてくれますね。 猫は「生きてるってしあわせ」の先生です。悩んでいる人ほど猫と一緒に暮らしてみて欲しいなって思いますね。

僕の会社の名前がKatte(かって)っていうんですけど、「勝手気ままな生き方」と言う意味と、Katはオランダ語で「猫」っていう意味なので、その2つをかけてこの名前に決めました。

どういう時にかわいいなと思いますか?

普段は素っ気ない感じですが、帰宅した時や夜リラックスしている時に名前を呼ぶとものすごく小さな声で返事するところですね(笑)聴こえないような小さな声で返事するんです。

少しずつ心開いてくれるようになったなと感じるところもありますか?

ありますね。最初は他人という感じだったんですけど、だんだん変わってきて今はワガママです。朝と夜グルーミングしてくれと寄ってきて定位置でゴロンとなる女王様です(笑)

猫トイレの開発で猫の健康へ貢献したい。

猫のトイレで猫の健康を見ることができるんですか?

猫との幸せな暮らしを考えるうえで大事なのが猫の幸せ=健康の部分だと思っています。猫のトイレのチェックって健康を考える上ではとても大切で、猫のトイレ掃除をめんどくさいという想いではなく、かけがえのない体験に変えたいと思っています。隠さないといけないトイレを敢えて見せることで、人の生活環境も良い方向に向かえたらと。

自分の目の届く範囲で猫に少しでも幸せに生きてもらうこと。その範囲を少しずつ広げていくこと。 猫トイレの開発で、猫の健康への貢献をしていきたいです。

人間の赤ちゃんのオムツ見るのと同じですね。

そうなんですよ。そういう意味でもめんどくさがる要素に入れちゃいけないんじゃないかなと思うんですよね。もちろん、忙しい人にとっては自動処理してくれるような便利なトイレも忙しいから使うというなら分かりますが、めんどくさいから使うのは少し違うんじゃないかなと思っています。

「世界一美しい猫のトイレ」で猫のトイレに対するネガティブな思いを払拭したい!

これからやりたいことや願いはなんですか?

「世界一美しい猫のトイレ」の存在をたくさんの人に知ってほしいですね。 猫が使うこと、そして猫の幸せをとことん考えて作りました。 愛猫の幸せと飼い主の幸せとが相互に繋がるようにインテリアとしての美しさも大切にしています。

デザイン性にもこだわっているということですか?

美しさとは外観だけを表現する言葉ではなく、「用の美」をすごく考えていて、そのプロダクトの在り方そのものと考えています。使ってこそ美しい家具のように、人にも猫にも愛されるプロダクトを作り続けたいです。

デザインがかっこいいものも作れるんですが、猫が使わないと意味がないと思ってます。だからこそニオイがつかないとか猫が嫌がる要素がないのと、大きな丸形にしているのも、猫がトイレするときにくるくる回る習性があるので、丸くしたりと、本当に猫が快適に使い、健康にも貢献できる形を考えてつくりました。

これから猫のトイレに対するネガティブな思いを払拭できるようになれたら嬉しいです。

| Other stories